最近めっきり寒くなりましたね。
患者さんでも風邪の初期症状で病院にかかる方が多く見受けられます。
病院にかかると大体総合感冒薬(PL顆粒等)を処方されていますが・・・個人的には総合感冒薬は余り意味は無く、副作用(眠気や口の渇き)が出てしまいかえって体調が悪くなる場合があります。
個人的に風邪の引き始めにオススメしたいのが
そう!昔から漢方薬として存在する「葛根湯(かっこんとう)」です!
・・・漢方薬って本当に効くの?
私も数年前までは所詮漢方薬、西洋薬(一般的に処方箋で頂くお薬)には勝てないでしょ。
と思っていましたが漢方薬は体質やその時の体調が合えば効果効能は抜群にあります!!!
まず葛根湯の成分を見てみましょう
葛根(カッコン)
大棗(タイソウ)
麻黄(マオウ)
甘草(カンゾウ)
桂皮(ケイヒ)
芍薬(シャクヤク)
生姜(ショウキョウ)
この7つの生薬が含まれています(桂皮とはお菓子等で使用するシナモンの事です)
麻黄にはエフェドリンと言う発汗を促す物質が含まれており、桂皮と組み合わせると発汗作用が増強されます。葛根と芍薬には鎮痛作用があるので肩こりからくる頭痛等にも効果があると言われています。
大棗(ナツメヤシの実)と生姜(ショウキョウと書いてますが、ショウガと書いた方が馴染みがあるでしょうか)は漢方薬の副作用を軽減させる目的で調合されていると思います。
以上より葛根湯はこんな患者さんに向いていると考えれます。
風邪の初期で寒気があり、肩や首筋のこり、頭痛、鼻水、鼻詰まり等の症状
ここでポイントは寒気があると言う事です。
熱が出ると言う事は体がバイキン(細菌やウイルス)と闘っているって事です。
ここでむりやり熱を下げてしまうと免疫力が逆に低下し風邪が長引く可能性があります。
そこで葛根湯を服用する事で発汗を促し、風邪が治りやすくなって事ですね😀
(葛根湯には利尿作用もあるので、服用するとおトイレが近くなります)
注意点としては寒気がない風邪に使用すると逆に体調が悪くなる場合があるので注意が必要です。
その他麻黄は胃腸が弱い方に使用すると胃腸を崩す可能性があるので、その場合は桂枝湯の方が宜しいかもしれません。
薬(クスリ)はリスクです。
正しい患者さんに正しい用法で正しいお薬を使用しましょう♪
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